なんだかよくわからない写真ですが、工事中に砂などが入らないようにビニールで保護しています。ビニールの裏に見える金属部分が、エア断震の要であるエアー止めの羽です。設定された規模以上の地震が来ると、この内側に一瞬でエアーが吹き込まれます。この羽のおかげで、エアーがたまり建物本体がおよそ3分浮いた状態になります。3分の間に隙間からエアーが漏れ、人工地盤の上に着地します。3分も揺れる地震は記録上ないので、地震の影響がないことになります。着地の後、また地震が来たらどうなるか。また浮きます。エアタンクには5,6回分の空気が蓄えられているので、地震のたびに浮くのです。地震がおさまれば、コンプレッサーがタンクにまたエアーを供給する安心なシステムとなっています。