変形の間取り

変形の間取り2014.11.06

変形2
変形
住宅は『シンプルが一番』と考えていますが、敷地によってはそうもいかないケースがあります。
家をシンプルにまとめると、駐車場がうまく取れない。採光や庭がうまく取れない。などの問題が起きる
場合があります。
 間取りは、建物の機能配分だけでなく、敷地の機能配分も同時に考えなくてはならない所以でもあります。
設計がよくやる手法としては、配置を斜めにしてみる。というのがありますが、敷地がゆったりしていれば、
うまくいく場合がありますが、敷地に余裕がない場合は工夫が必要になります。
 間取りを変形して目的を達する手法で対応する場合があります。ただ変形はコストがアップする事。
構造の整合性を確保することが困難な事。無駄なスペースを出さない間取りとするのが困難な事など、
いい間取りとするためにはコストと労力がかかります。
 従って、変形の間取りは最後の手段として、なるべくならやらないようにしています。

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