上棟現場

上棟現場2014.01.16

軸組、金物工法
正月に上棟した現場です。基準法で木造というと、軸組工法(在来工法)とツーバイフォー工法に分けられますが、わが社では写真のように軸組工法で建てています。柱と梁を組み合わせて作るのが軸組ですが、現在主流になっているのが柱と梁に構造用集成材を使う工法です。ここであえて構造用と書きましたのは、集成材には構造に使える(認定された工場で作る認定された構造用の)集成材と構造には使えない集成材があるからです。構造用のものは無垢の木と比べ1.2倍の強度を持つように作られています。なぜ集成材を使うかというと、①乾燥させた材料で集成するので柱梁としてもよく乾燥している材料となり、強度が保全されます。(乾燥が悪いと強度も落ちてしまいます。)②乾燥している材料を使うので、建物の耐久性がアップする。③寸法精度が良く、くるい難い材料なので長く建物の精度が保たれる。など建物を作る材料としては現在のところ理想的な材料なので多くのメーカーで採用されているのです。わが社でも構造は構造用集成材を採用しています。次回はこの写真でもわかりますが、金物工法について書きたいと思います。

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