現場吹付断熱材

現場吹付断熱材2013.08.19

断熱

 断熱材は基本的に空気で断熱するものと、熱を反射するものとの2つがあります。

一般的には空気による断熱をする材料がほとんどです。

グラスウール・ロックウールを代表するように、繊維の中に閉じ込めた空気で断熱します。

空気は熱伝導率が極端に低いため、有効な断熱材となるのです。

ペアガラスもこの空気による断熱効果を狙ったものです。

 この効果をより強くするように泡の中に空気を閉じ込めたものが発泡スチロールに代表される断熱材です。

今では、断熱性能ばかりでなく、気密性能も向上するために、現場吹付発泡断熱材がよく使われる様になりました。
 
壁に黄色の綿あめのように見えるのが、現場吹付断熱材です。

吹き付けた瞬間に、100倍に膨らみます。つまり99パーセントは空気です。

この空気は泡の中に閉じ込められているので対流による熱の伝導も少なく、断熱効果は非常に高いといえます。

さらに、接着性が非常に高いので、構造体や周りの部分に緊密に充填されるので気密性能も各段によくなります。

理想的な断熱材であるといえます。

 わが社の標準タイプの住宅ではこの現場発泡断熱材が標準仕様となっています。

現場を見る際にはこの断熱材のことを思い出してください。

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